埼玉県警交通指導課は28日、車両の放置違反金滞納者32人56件に対する一斉徴収を行い、軽乗用車や預金口座など22人42件分の放置違反金など計82万1千円分を差し押さえた。

　同課によると、期間は2018年9月～22年4月で、対象者は越谷市の20代男性ら埼玉を含む1都7県に居住する25～79歳の男女32人。うち22人から、軽乗用車1台（7件分）、暗号資産（4件分）、預金口座等（27件分）など22人（42件分）の計82万1千円分の財産を差し押さえた。同課は文書や電話で放置違反金の支払い催促を再三していたが、納付に応じなかったという。

　同課は今回、財産の差し押さえができなかった10人に対しては財産調査を継続し、改めて放置違反金などの徴収を実施するとしている。