埼玉新聞

 

小4死亡、車にはねられる…好きな甘栗、二度と食べられず 逃げる犯人14年追う母…会ったことないSNSの協力者、時効撤廃へ大勢の署名集める 今も届く情報410件、さらに呼びかけ 母「今チャンス」の理由

  • 小関孝徳君の仏壇の前で手を合わせる孝徳君の母親=熊谷市の自宅

    小関孝徳君の仏壇の前で手を合わせる孝徳君の母親=熊谷市の自宅

  • 小関孝徳君の仏壇の前で手を合わせる孝徳君の母親=熊谷市の自宅

 熊谷市で2009年9月、小学4年の小関孝徳君=当時(10)=が死亡した未解決のひき逃げ事件は、30日で発生から14年を迎える。時効まであと6年となるが、孝徳君の母親は情報提供の呼びかけと死亡ひき逃げ事件の時効撤廃を求める活動を続けている。母親は「何年たっても犯人が逮捕されることを願っている。逃げることを考えない、逃げ得を許さない社会をつくることが重要」と今も全力を尽くしている。

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