埼玉新聞

 

市役所から女性に電話、1時間後に金融機関職員が訪れる…じつは詐欺 カード被害、家族に話して発覚/川越

  • 川越署=川越市大字大仙波

 川越署は27日、川越市の無職女性(85)が手渡し詐欺でキャッシュカード1枚をだまし取られたと発表した。

 同署によると、26日午前11時ごろから数回、女性宅に市役所や金融機関の職員を装った男から「医療費の還付金があるが、手続きが取られていない。口座番号、キャッシュカードの暗証番号を教えてほしい」などと電話があった。信じた女性は同日正午ごろ、自宅を訪れた金融機関職員を装う男にカード1枚を手渡した。その後、家族に連絡してだまされたことが分かった。口座からは現金50万円が引き落とされていたという。

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