西武鉄道の新型特急・ラビュー、ブルーリボン賞を受賞 「完成度高く、魅力あふれる車両」と最優秀に
2020/06/06/00:00
西武鉄道は5日、昨年3月にデビューした新型特急「001系Laview(ラビュー)」が、鉄道愛好者の団体「鉄道友の会」(須田寛会長)制定のブルーリボン賞を受賞したと発表した。西武鉄道が受賞するのは1970年の初代特急車両「レッドアロー」以来、50年ぶり2度目。
建築家の妹尾和世さんがデザインしたラビューは、曲面形状ガラスを用いた丸みのある先頭車両や客室の大型窓、バリアフリーの促進が図られた多目的トイレなどが特徴で、「現代の鉄道車両としての完成度が極めて高く、魅力あふれる車両」と評価された。
同社の次世代フラッグシップ車両として製造されたラビューは、昨年3月16日にデビュー。これまでに8両編成7本が製造され、主に西武池袋・秩父線の特急列車として走行している。
ブルーリボン賞は「鉄道友の会」が前年に国内で営業運転を始めた新造、改造車両の中から最優秀と認めた車両を選出する賞で1958年に制定された。