埼玉新聞

 

ロウバイ満開、河津桜も咲き始める ときがわで共演 6月にかけて菜の花、花桃、アジサイなど楽しめる

  • 満開のロウバイ

  • 咲き始めた河津桜

 ときがわ町椚平地区の標高400メートルの山里にあるくぬぎむら体験交流館の近くにある「くぬぎの七曲(ななまがり)」で、ロウバイが満開、河津桜も咲き始めた。

 交流館は地元住民の有志で組織した地域活性化団体「泉原集いの会」(戸口勉会長)が運営。会員は65人で、農業、工芸、料理、広報部のいずれかに所属し、椚平の良さを知ってもらおうと全員ができる範囲で活動している。

 「くぬぎの七曲」も、その活動の一環で「花咲くくぬぎ」を目指し、12年前から少しずつ整備してきた。「七曲」にちなんで約100メートルの山道沿いに7種類の花を植えた。

 すでにスイセンは見頃を過ぎたが、ロウバイは満開で、天候にもよるが今週末ごろまでが見頃という。河津桜も咲き始め、これから6月にかけて菜の花、花桃、ミツバツツジ、アジサイの花が楽しめる。登り切ると幹回り6メートル、樹齢700年を超える越沢稲荷のご神木の大スギがある

 交流館では「花とともに里山の空気や景色、郷土料理を味わってもらえれば」と話している。

 問い合わせは、くぬぎむら体験交流館(電話0493・67・1571、水曜定休)へ。

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