埼玉新聞

 

<新型コロナ>80代男性が死亡 基礎疾患あり入院中 偽陰性の可能性、5月のPCR検査では2度陰性

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは15日、新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されず、入院していた80代の男性が死亡したと発表した。これまでに確認された陽性者は1021人(チャーター便帰国者含む)で、死者は52人、重症者は4人。感染者の指定医療機関への入院は6人、一般医療機関への入院は15人。ホテル療養は1人、自宅療養は0人。573人が退院し、療養終了は374人となった(15日午後5時時点)。

 県によると、80代の男性は基礎疾患があり、10日に入院中の医療機関で死亡した。男性は5月後半にPCR検査で2度陰性となった。県の担当者は「医師が新型コロナウイルス感染症が死因とみており、検査では偽陰性だった可能性がある」とした。

 また、14日には三郷市の40代会社経営の外国人男性と、吉川市の20代会社員男性の2人の感染が確認された。三郷市の男性は母国に一時帰国した後、5月末に日本に戻っていた。

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