埼玉新聞

 

白熱“ガチ旨GP”に客大勢!本格「ところざわまつり」駅周辺に店集結 テンポ狂わせようと山車10基が壮絶

  • 5年ぶりに本格開催され、山車同士でおはやしなどを競い合った

    5年ぶりに本格開催され、山車同士でおはやしなどを競い合った

  • 5年ぶりに本格開催され、山車同士でおはやしなどを競い合った

 所沢市の「ところざわまつり」が8日、西武線所沢駅西口周辺で開かれた。コロナ禍を経て5年ぶりの本格開催。各町内が所蔵する山車10基の曳(ひ)き回しも行われ、大勢の人でにぎわった。

 駅前では「所沢しょうゆやきそば」など地元グルメの店が集結。「ガチ旨グランプリ2023」が開催され、来場者が舌鼓を打っていた。路上では、よさこい鳴子踊り、手作り子どもみこしが練り歩き、祭りを盛り上げた。
 
 14の町内会、12の商店会、地元企業が一丸となって創り上げた祭り。夜の闇が迫り山車に飾られたちょうちんの明かりが輝くと、曳っかわせが始まり、すれ違う山車同士が、祭りばやしと踊りを競い合った。市無形民俗文化財指定の重松流祭囃子同士で、テンポの速い曲、ゆったりした曲などを組み合わせて相手の調子を狂わせる駆け引き。おかめ、ひょっとこ、白狐なども登場した。
 

ツイート シェア シェア