埼玉新聞

 

婦人服メーカー、医療用防護服を製造 生地裁断で使うビニールシート活用、疲れないよう独自技術で設計

  • 自動裁断機(手前)を囲むニイニのスタッフたち。右端に保坂峻社長=蕨市塚越

  • 自らデザインした医療用防護服を着る保坂郁美さん=蕨市(ニイニ社提供)

 蕨市塚越の婦人服ファッションメーカー「ニイニ」(保坂峻社長)が、洋服生地を裁断する時に使うビニールシートを活用した医療用防護服を製造し発売した。「医療現場の人たちが防護服がなくて困っていると知って、何とか役に立ちたいと考えた」とデザインを担当した同社のデザイナー保坂郁美さんは言う。つっぱったり疲れたりしないように「ゆとり設計」で独自の技術を生かした。

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