埼玉新聞

 

現金下ろしに来た女性…金融機関が詐欺見破るも、すでに100万円被害 白髪女に手渡していた/大宮西署

  • 大宮西署=さいたま市西区三橋

 大宮西署は6月30日、さいたま市西区の無職女性(78)が手渡し詐欺で現金100万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、24日午後6時50分ごろから数回、女性方に長男を名乗る男らから、「税金を納める金が足りない。いくらか用意できないか」などと電話があった。

 信じた女性は翌25日午後1時20分ごろ、自宅付近の路上で、長男の会社の事務員を装う女に現金100万円を手渡した。その後も何度か連絡があり、女性が翌26日、市内の金融機関に現金を下ろしに行ったところ、職員が不審に思って大宮西署に通報した。現金を取りに来た女は50歳ぐらいで身長約160センチの小太り。白髪で上下黒っぽい服を着ていたという。

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