埼玉新聞

 

電池残量3%で110番、途切れた通話…生死を分けたアプリ 埼玉県警と「ヤマレコ」が協定、地図アプリ3例目

  • 山岳遭難者の位置情報と軌跡を示す「SAGASU」の画面(ヤマレコ提供)

    山岳遭難者の位置情報と軌跡を示す「SAGASU」の画面(ヤマレコ提供)

  • 連携協定を締結する埼玉県警の上條浩一地域部長(右)とヤマレコの的場一峰社長=12日午後、さいたま市浦和区の県警本部

    連携協定を締結する埼玉県警の上條浩一地域部長(右)とヤマレコの的場一峰社長=12日午後、さいたま市浦和区の県警本部

  • 山岳遭難者の位置情報と軌跡を示す「SAGASU」の画面(ヤマレコ提供)
  • 連携協定を締結する埼玉県警の上條浩一地域部長(右)とヤマレコの的場一峰社長=12日午後、さいたま市浦和区の県警本部

 2020年の新型コロナウイルスのまん延以降、アウトドアレジャー人気が高まり、新規登山者の遭難件数が増加傾向にある。こうした背景を踏まえ、埼玉県警は登山地図アプリを運営する「ヤマレコ」(長野県松本市)と協定を締結した。同社の遭難者情報照会システム「SAGASU(サガス)」を使えば24時間365日、アプリ利用者の現在地と行動履歴が確認でき、捜索範囲の絞り込みや迅速な救助活動に効果的だ。県警が大手地図アプリと協定を結ぶのは「コンパス」(日本山岳ガイド協会)と「ヤマップ」(福岡市)に続き3例目。

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