「一喜一憂」の季節間もなく! ラグビー・埼玉パナ、稲垣、堀江選手ら7選手が熊谷市役所へ 王者奪還を誓う
2023/10/24/14:38
埼玉県熊谷市を活動拠点とするラグビーリーグワンの埼玉パナソニック所属の日本代表選手7人らが23日、熊谷市役所に小林哲也市長を表敬訪問した。ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会への出場を報告するとともに、12月に開幕する今季のリーグワンでの王者奪還を誓った。
埼玉パナからはW杯に日本代表11人が選出され、この日は稲垣啓太、バル・アサエリ愛(正智深谷高、埼玉工大出)、堀江翔太、坂手淳史、福井翔大、松田力也、長田智希の7人が、埼玉パナの久保田剛代表や飯島均GM、木川隼吾スクマムコーチらと市役所を訪れた。
日本代表は1次リーグが2勝2敗のD組3位で、2大会連続の決勝トーナメント進出を逃した。9月10日のチリ戦と今月8日のアルゼンチン戦では熊谷ラグビー場でパブリックビューイング(PV)も行われ、計6300人が来場し、盛り上がりを見せた。
稲垣は「国内のテストマッチでスクラムはうまくいかなかったが、W杯では修正できた」、松田は「キックは1本外したが、全部決めたかった。本番前にたくさん外したので、逆に開き直ってできた」と述べた。坂手は「本当に皆悔しい思いを持っている。次のリーグワンでもさらに成長して、皆で優勝を取りに行く」と語った。
各選手のサインが入った日本代表ユニホームを贈呈された小林市長は「それぞれのゲームが感動を与える素晴らしいゲームだった。リーグワンも楽ではないと思うが、市民は一喜一憂しながらラグビーシーズンを過ごすことを楽しみにしている」と話した。