電車のつり革、直接触れず「つかむ」 自動車部品会社、感染予防の新製品開発【#コロナとどう暮らす】
2020/07/10/00:00
自動車部品大手のマレリ(さいたま市北区)は、今月から新型コロナウイルス感染予防の新製品の販売を始める。不特定多数の人が使う電車のつり革などに直接触れずに、「押す」「つかむ」行為ができる個人向け製品を開発した。一般消費者向け対応の製品を手掛けるのは珍しく、コロナ対策の「新生活仕様」需要と、感染拡大で製造量が減っている県内の協力会社の支援を目的に開発した。価格は800円(税別)で、百貨店やホームセンターなどでの販売を目指している。