パソコンのセキュリティーが…詐欺の手口だ 鴻巣のコンビニ3店、詐欺見破り被害防ぐ 鴻巣署が感謝状
2020/07/18/00:00
鴻巣署(佐藤誠一署長)は16日、特殊詐欺被害を未然に防止したとして、セブンイレブン鴻巣本町店店員の金田秀成さん(46)、ファミリーマート片山北本店店員の服部翔さん(19)、ミニストップ鴻巣松原店店長の成塚紀子さん(52)、同店員の安藤克哉さん(19)の4人に同署で感謝状を贈った。
コンビニエンスストア3店は、いずれも電子マネーがからんだ特殊詐欺を見破った。
セブンイレブン鴻巣本町店には6月19日午後6時半ごろ鴻巣市の60代男性が訪れた。「パソコンのセキュリティー契約が切れて、契約するのに電子マネー7万5千円が必要などと言われた」と話したことから、金田さんが詐欺と見抜いた。
ファミリーマート片山北本店には7月1日午後3時半ごろ北本市の80代男性が訪れ、「パソコンがウイルスに侵された。修理代で電子マネー4万円が必要と言われた」と話したことから、服部さんが詐欺師が使う手口だと見破った。
ミニストップ鴻巣松原店には7月3日午後7時ごろ鴻巣市の70代男性が訪れた。「セキュリティーのサービスが切れている。契約するのに電子マネー5万円を購入する必要があると言われた」と説明したため、成塚店長と安藤さんが詐欺だと疑い、未然に防止した。
感謝状の贈呈式に、都合で成塚店長は欠席した。