埼玉新聞

 

<新型コロナ>35人感染、勤務通学や飲食で東京と関連の男女ら 東和銀行で行員も感染、店内を消毒

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは25日、新型コロナウイルスの感染者を新たに35人確認したと発表した。内訳は県発表が28人、さいたま市が4人、川口市が2人、越谷市が1人。

 これまでに確認された感染者は2035人(チャーター便帰国者含む)、死者は72人。重症者は3人。感染者の指定医療機関への入院は62人、一般医療機関への入院は196人。ホテル療養は103人、自宅療養は70人。925人が退院し、療養終了は572人となった(25日午後5時時点)。

 県によると、県管轄で感染が確認された28人中、10~60代の男女14人の詳細が分かっており、そのうち6人が都内に勤務や通学、飲食するなど東京と関連があった。

 また、24日に判明し、調査中としていた20~50代の男女12人のうち、9人が東京と関連があった。

 さいたま市によると、上尾市在住の1人を含む20~30代の男女4人の陽性が判明。このうち市内在住の30代の男性会社員は家族に感染者がいた。

 川口市によると、都内のスナックに勤務する30代女性と、40代の自営業男性の2人の陽性が確認された。

 越谷市によると、60代女性の感染が判明。

 東和銀行によると、岩槻支店に勤務する県内在住の40代男性行員の感染が確認された。26日に同店内やATMコーナーの消毒作業を実施し、27日から通常通り営業するという。

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