埼玉新聞

 

関東屈指のパワースポット三峯神社で散策ツアー 秩父鉄道が企画 えんむすびの木など巡って客満足

  • 境内を散策するバスツアー参加者たち

 秩父鉄道(本社・熊谷市)が企画した「専用バスで行く 三峯神社散策ツアー」が30日開催され、10人の大人たちが人出の少ないパワースポットで、気持ちをリフレッシュした。

 バスが秩父駅を出発したのは午前9時半。約50人乗りの大型バスに参加者10人とガイドが2人、運転手という、密集とはならない安心な状態でツアーはスタートした。

 約1時間で三峯神社に到着。緊急事態宣言の解除を受け、6月1日から神社への参拝を一部再開したという。

 関東屈指のパワースポットとして名高く、標高も高いため、肌寒ささえ感じる境内。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外国人観光客はほぼゼロの状態で、参道ではバスの乗客のほかはほとんど人を見かけなかったという。

 参拝や御朱印の受け渡しもスムーズに進んだ。ツアーの滞在時間は1時間半だったが、余裕を持ってえんむすびの木や日本武尊銅像などにも足を延ばせたという。

 何度か参拝しているという50代の女性は「こんなに人の少ない三峯神社は初めて。靄で視界が悪かったが、むしろパワーを独り占めした感じです」と満足した様子だった。

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