埼玉新聞

 

緑が増えるように…ソメイヨシノなどの苗木500本寄贈 埼玉トヨペットに県が感謝状 100万円の寄付も

  • (左から)トヨタレンタリース新埼玉の坂井俊哉社長、埼玉トヨペットの平沼貴之社長=4日午前、県庁

 県は4日、トヨタ自動車とトヨペット店が全国展開する「ふれあいグリーンキャンペーン」に対し、感謝状を贈った。大野元裕知事が同日、県庁を訪れた埼玉トヨペット(さいたま市中央区)の平沼貴之社長に手渡した。

 同社は1976年から毎年、同キャンペーンで県内自治体に苗木を寄贈している。今年は埼玉新聞社を通じ、福島県産ソメイヨシノ、ユキヤナギ、ヒュウガミズキの苗木計500本を同社員が手植えし、学校や県内公共施設などに贈ったほか、森林の保全整備などの「彩の国みどりの基金」に100万円を寄付した。

 感謝状贈呈には平沼社長ほか、トヨタレンタリース新埼玉の坂井俊哉社長らが同席。

 平沼社長は「私の祖父の代から大事に守ってきたキャンペーン。これからも県内の緑が増えるよう、微力ながら応援したい」とあいさつした。

 大野知事は「緑化は子どもたちの未来につながる。45年前から続けていただいているキャンペーンはしっかり根を下ろし、幹を太くしてきた。心より感謝申し上げます」と謝意を示した。

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