さいたま市立学校に通う児童生徒で、6月の学校再会後に新型コロナウイルスに感染したのは小学校4校、中学校4校の男女計10人で、小学校3校、中学校3校の計6校が1～4日間の臨時休校の措置を取っていたことが、市教育委員会のまとめで分かった。

　市教委健康教育課によると、小学校1校と中学校2校の3校で児童生徒計235人、教職員計6人が陽性者の濃厚接触者と判断され、1～7日間の学級閉鎖となった。濃厚接触者と判断された児童生徒は2週間、自宅待機した。

　濃厚接触者と判断された児童生徒は、不利益を受けない出席停止扱いとしている。市教委は出席停止の児童生徒に対して、ウェブ上の学習コンテンツの活用や、担任やスクールカウンセラーなどによる心のケアを行っているとしている。