年末商戦の幕開けとなる「ブラックフライデー」のセールが、全国のイオン・イオンスタイル635店舗とオンラインショップで始まった。セール初日の17日のイオンレイクタウン（越谷市）は、セール品を求める買い物客でにぎわった。

　2016年から開始しているイオンのブラックフライデーは、20年からセール期間を10日間に延ばして実施している。「物価高により必需品の出費を抑える一方で、自身のライフスタイルに合致したものには支出を惜しまない『メリハリ消費』が増えている」とイオンリテール。8年目となる今年のセールではこうした消費スタイルに対応できるよう、「コストパフォーマンス」と「こだわり＆あこがれ」をテーマとした過去最大となる約1960品目のセール商品を用意する。

　イオンスタイルレイクタウンのおもちゃ売り場で子ども用のキックボードを購入していた草加市の主婦内田舞さん（31）は「約1千円引きで購入することができて満足。子どものクリスマスプレゼントにしたい」と声を弾ませていた。