熊谷市箱田の和洋菓子店梅林堂箱田本店で、生サブレ「やわらか」のロゴを揮毫(きごう)した書家・文字文化文筆家の宇佐美志都(しづ)さんと栗原良太同社社長との対談が行われた。
対談のテーマは「アートと経営、そのエネルギーの源」。栗原社長は年間販売数が800万枚を超える「やわらか」の開発エピソードなどを披露した。漢字学者の白川静氏の文字文化研究所から文字文化認定講師に任命され、漢字の成り立ちなどについて講演活動をしている宇佐美さんは「『やわらか』は長年のこだわりや技術が詰まった手の込んだ芸術品」と話していた。