埼玉新聞

 

<新型コロナ>31人感染 越谷で入院した男性も…同じ病室に陽性者 結婚式、誕生日パーティーでも広がる

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは23日、新型コロナウイルスの感染者を新たに31人確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が17人、さいたま市3人、川口市6人、越谷市5人。

 これまでに確認された感染者は3562人(チャーター便帰国者含む)、死者は86人(23日午後6時現在)。

 同日午後9時時点の重症者は13人、感染者の入院は362人、ホテル療養86人、自宅療養122人。退院・療養終了は2875人。

 県管轄で詳細が判明したのは、10~60代の男女17人。既に44人の感染が確認されている外国人コミュニティー関連で、春日部市に住む外国籍で40代の男性会社員1人の感染が新たに確認された。同コミュニティーで8月に開催した結婚式や誕生日パーティーに参加するなどして感染が確認された人は45人となった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは60~70代の男女3人。いずれも家族、知人、会社の同僚に陽性者がいた。

 川口市によると、新たに市内に住む未就学男児1人を含む10歳未満~70代の男女6人の陽性が判明した。男児については、22日に父親の30代男性の陽性が確認されていた。

 越谷市によると、新たに40~80代の男女5人の感染が確認された。このうち春日部市に住む80代男性は、別の疾患で越谷市内の医療機関に入院していたが、同部屋に入院していた患者が退院後に陽性が確認されたため検査していた。

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