埼玉新聞

 

<新型コロナ>30人感染 陰性判定の越谷女性、重症化して陽性判明 八潮男性はクラスターパーティ参加者

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは24日、新型コロナウイルス感染者を新たに30人確認したと発表した。内訳は県発表が13人、さいたま市6人、越谷市6人、川口市4人、川越市1人。

 これまでに確認された感染者は3592人(チャーター便帰国者含む)、死者は86人(24日午後6時現在)。

 同日午後9時時点での重症者は12人。感染者の入院は362人、ホテル療養は96人、自宅療養は88人。退院・療養終了は2930人となった。

 県管轄で詳細が判明しているのは20~60代の男女8人。都内で仕事関係の陽性者と接触した新座市の60代男性会社員や、陽性が確認された友人と接触した都内居住の20代無職女性らで、いずれもクラスター(感染者集団)の関係者ではなかった。

 23日判明分では、八潮市の外国籍の40代男性会社員がクラスターとなった外国人コミュニティーのパーティに参加していた。同コミュニティー関連の感染者は46人目。

 さいたま市によると、感染が確認されたのは20~60代の男女6人。20代女性会社員は勤務先に陽性者がいると話しているという。5人の感染経路は不明。

 越谷市によると、新たに20~50代の男女6人の感染が分かった。このうち50代女性が重症で23日に救急搬送された。女性は同居の夫の陽性が16日に確認され、17日に濃厚接触者として検査を受けた際には陰性だったという。

 川口市によると、フィリピン国籍の30代男性を含む20~60代の男女4人の陽性が判明。

 川越市によると、新たに70代の無職女性1人の感染が確認された。容体は安定しているという。

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