埼玉新聞

 

院長「感無量」 クリニックで“新米祭り” おにぎりや米、豚汁などふるまう 子ども服バザーなどもコラボ

  • 新米おにぎりの列に張り切る佐谷田・太井地域保全活動組織のメンバー=埼玉県熊谷市佐谷田

    新米おにぎりの列に張り切る佐谷田・太井地域保全活動組織のメンバー=埼玉県熊谷市佐谷田

  • 新米おにぎりの列に張り切る佐谷田・太井地域保全活動組織のメンバー=埼玉県熊谷市佐谷田

 埼玉県熊谷市佐谷田の「さめじまボンディングクリニック」敷地内で、佐谷田・太井地域保全活動組織(瀬山利夫代表)と同院がコラボレーションした初のイベント「テイクアウト新米祭り」が開かれ、約千人の家族連れなどでにぎわった。

 JAくまがや佐久良支店は農業体験を実施。タマネギ苗のプランター植えに列ができた。保全活動組織に所属の11人からは、新米おにぎり2個入り500パックと新米3合が300人分配られ、こちらも長蛇の列に。

 地元消防団も協力。火災予防の啓発を兼ね、子どもたちが消防車に乗りはしゃいでいた。同市立佐谷田小6年の菅野虹史朗さん(12)は、「社会科で農業を学んでその楽しさを知り、今日の体験がより面白かった」と話した。

 同院の育児を支援する会「ぱわふるマミー」代表の影山紋美さん(39)は、「子どもたちも楽しめるゲームコーナーや、ママに人気の子ども服バザーなどが初コラボ。大盛況となりうれしい」と満面の笑み。豚汁500食を無料提供した同院の鮫島浩二院長は、「食を中心とした体験イベントが実現し感無量」と目を細めた。

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