院長「感無量」 クリニックで“新米祭り” おにぎりや米、豚汁などふるまう 子ども服バザーなどもコラボ
2023/12/01/10:50
埼玉県熊谷市佐谷田の「さめじまボンディングクリニック」敷地内で、佐谷田・太井地域保全活動組織(瀬山利夫代表)と同院がコラボレーションした初のイベント「テイクアウト新米祭り」が開かれ、約千人の家族連れなどでにぎわった。
JAくまがや佐久良支店は農業体験を実施。タマネギ苗のプランター植えに列ができた。保全活動組織に所属の11人からは、新米おにぎり2個入り500パックと新米3合が300人分配られ、こちらも長蛇の列に。
地元消防団も協力。火災予防の啓発を兼ね、子どもたちが消防車に乗りはしゃいでいた。同市立佐谷田小6年の菅野虹史朗さん(12)は、「社会科で農業を学んでその楽しさを知り、今日の体験がより面白かった」と話した。
同院の育児を支援する会「ぱわふるマミー」代表の影山紋美さん(39)は、「子どもたちも楽しめるゲームコーナーや、ママに人気の子ども服バザーなどが初コラボ。大盛況となりうれしい」と満面の笑み。豚汁500食を無料提供した同院の鮫島浩二院長は、「食を中心とした体験イベントが実現し感無量」と目を細めた。