県公立高校入試、受験者数に誤り 受付簿との照合が不十分、受験者数を2人少なく算定 県教育局が訂正
2019/03/02/00:00
県教育局は1日、2月28日に行われた県公立高校入試で、大宮高校の受験者数を2人少なく算定する誤りがあったと発表した。
同高校教育指導課によると、同校で受付簿との照合が十分に行われず、普通科の受験取りやめ者が1人であるところを「2人」、理数科の取りやめ者が0人のところを「1人」と県教育局に報告していた。数値の誤りにより、最も倍率が高かった同校理数科の倍率は、2・15倍から「2・18倍」に修正された。
また、全日制139校と定時制24校合計の受験者数について、4万4571人から「4万4573人」に、全日制の受験者数を4万3501人から「4万3503人」に訂正した。
同課は「校内のチェック体制の見直しを強化し、複数回、複数の者による確認を確実に行うよう各高等学校長へ指示を徹底し、再発防止を図る」としている。