埼玉新聞

 

<新型コロナ>22人感染、男女3人死亡 川口で女児2人、小学校は休校に 所沢の男性は職場に陽性者

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは5日、新型コロナウイルスの感染者を新たに22人確認し、いずれも80代の男女3人が死亡したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が11人、さいたま市5人、川口市2人、越谷市2人、川越市2人。

 これまでに確認された感染者は4101人(チャーター便帰国者含む)、死者は93人(5日午後7時現在)。

 同日午後9時現在の重症者は11人、感染者の入院は274人、ホテル療養88人、自宅療養61人。退院・療養終了は3564人。

 県によると、入院中で基礎疾患を持っていた80代の女性2人が死亡。新規感染者で詳細が判明したのは、未就学から80代までの男女6人。所沢市の40代会社員男性は県内の勤務先に陽性者がおり、三郷市の未就学の男児は同居家族が感染していた。

 さいたま市によると、感染が判明したのは20~50代の男女5人。40代と50代の男性会社員はいずれも家族の感染が既に判明していた。他の3人は感染経路不明。

 川口市によると、80代男性が死亡。新規感染者は40代の自営業男性と10代の女子児童の2人が確認された。児童が通う小学校は7、8日を臨時休校にする。

 越谷市によると、市内在住の20代会社員男性と30代会社員女性の2人の感染が分かった。いずれも軽症で、女性は知人が陽性だったため検査したところ、感染が判明した。

 川越市によると、20代と50代の会社員男性の感染が判明。ともに感染経路は不明で容体は安定している。

ツイート シェア シェア