埼玉新聞

 

<新型コロナ>12人感染、重症でない男性死亡 八潮の男性、陽性同僚と出張 さいたまは新規感染0人

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは8日、新型コロナウイルスに感染していた県内居住の80代男性が入院先の病院で死亡、新たに12人が感染したと発表した。内訳は県発表が8人、川口市3人、川越市1人。

 これまでに確認された感染者は4148人(チャーター便帰国者含む)、死者は95人(8日午後6時現在)。

 同日午後9時時点の重症者は10人、感染者の入院は234人、ホテル療養66人、自宅療養40人。退院・療養終了は3701人。

 県によると、亡くなった男性は6日に死亡。基礎疾患があったが、人工呼吸器などを使った治療は行っておらず、重症ではなかった。入院先の病院でクラスター(感染者集団)が発生していたかどうかについて、県は明らかにしていない。

 県管轄で詳細が判明したのは10~50代の男女7人。八潮市の50代会社員男性は陽性の同僚と車に同乗して出張に出掛けていたという。

 さいたま市によると、新規感染者0人は6月23日以来。

 川口市によると、新たに感染が判明したのは、いずれも40代の男女3人。感染経路などを調べている。

 川越市によると、新たに感染が判明したのは40代の会社員男性。同居する家族2人の感染が既に確認されている。容体は安定している。

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