県などは17日、新型コロナウイルスに、新たに21人が感染したと発表した。感染者の内訳は県発表が12人、さいたま市4人、川口市1人、越谷市4人。

　これまでに確認された感染者は4370人（チャーター便帰国者含む）、死者は97人（17日午後6時現在）。

　17日午後9時時点の重症者は8人、感染者の入院は203人、ホテル療養44人、自宅療養12人。退院・療養終了は3993人。

　県によると、県管轄で詳細が判明したのは20～50代の男女8人。戸田市の20代男性は都内勤務の公務員で、同日を含めこれまでに同居家族2人の感染が判明している。

　16日午後判明分では、久喜市の80代無職男女3人は県内の高齢者通所施設の利用者だった。同施設ではこれまでに職員2人が感染しており、残りの職員や利用者約30人はPCR検査の結果陰性だった。

　さいたま市によると、新たに感染が判明したのは10歳未満～60代まで男女4人。10歳未満の女児は、通っている県内の私立学校の教職員が陽性だった。60代の会社員男性は、同居家族に感染者が確認されていた。

　川口市によると、新たに感染が判明したのは、都内に勤める公務員の30代男性。容体は安定しているという。

　越谷市によると、新たに感染が判明したのは20～70代の男女4人。うち1人は川口市に住む70代男性で、16日に発熱のため越谷市内の医療機関を受診していた。