埼玉新聞

 

全面開通!高麗川に架かる「新堀橋」4年ぶり復旧 全長42・5メートル、台風19号の増水で流されていた 日高の地元住民ら、生活向上に期待

  • 約4年ぶりに復旧した「新堀橋」=日高市

    約4年ぶりに復旧した「新堀橋」=日高市

  • 約4年ぶりに復旧した「新堀橋」=日高市

 2019年10月の台風19号で損壊した日高市の高麗川に架かる「新堀橋」が復旧工事を終え13日、約4年ぶりに全面開通した。市内の高麗川では別の二つの橋が、同じ台風による被害を受けたが、既に復旧している。

 新しい新堀橋は同市新堀と北平沢の両地区を結び、全長42・5メートル、幅員は2・5メートル。コンクリート製の橋脚で支えられ、軽乗用車や二輪車、歩行者などの通行が可能だ。13日には谷ケ崎照雄市長や地元の行政区長らが渡り初めを行った。

 従来の新堀橋は木橋だったが、台風19号に伴う大雨で高麗川が増水し流された。南平沢と北平沢の両地区に架かる「久保の下橋」、野々宮と新堀を結ぶ「新井橋」も損壊し、周辺住民らの生活に支障を来していた。三つの橋の復旧費用は計約8億4600万円。
 

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