埼玉新聞

 

RIZIN・高田延彦氏らさいたま市長表敬 27日、Sアリーナで格闘技イベント「格闘技の魅力伝える」

  • 皇治選手(左)と高田氏(右)のサイン入りグローブを着ける清水市長(中央)=18日午後、さいたま市役所

 27日にさいたまスーパーアリーナで開催される格闘技イベント「RIZIN・24」に先立ち、総合格闘技団体「RIZIN」の高田延彦氏とキックボクサーの皇治選手が18日、さいたま市役所を訪れ、清水勇人市長に意気込みを語った。

 高田氏は「全てのファイターにとって、さいたまスーパーアリーナはあこがれる格闘技の聖地。当日はファンに喜んでもらいながら、さいたまの素晴らしさも伝えていきたい」と抱負を述べ、皇治選手は「さいたまでできることが光栄。格闘技の魅力を命を懸けて伝えたい。そして必ず勝つ」と力強く話した。

 イベントでは昨年7月から3回、会場内に募金箱が設置され約15万円集まった。未来のアスリート育成などに活用する「さいたま市スポーツ振興基金」に充てられ、同団体から市に贈呈された。そのほか清水市長には、高田氏と皇治選手のサイン入りグローブも贈られた。

 お返しとして感謝状のほか、市のPRキャラクター「つなが竜ヌゥ」のぬいぐるみを手渡した清水市長は「コロナの影響で皆さん元気がなくなっていると思うので、試合で元気づけてほしい」と期待を寄せ、「今は観客も人数制限があるが、一日も早くスーパーアリーナが満員になる環境を願っています」と話した。

 27日の試合でも会場に募金箱を設置し、同基金への寄付を呼び掛ける予定だという。

ツイート シェア シェア