埼玉新聞

 

<新型コロナ>15人感染 所沢や飯能の女性、感染者ある飲食店や病院に勤務 川越の男性は家族が陽性

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは21日、新型コロナウイルス感染者を新たに15人確認したと発表した。内訳は県発表が13人、川越市1人、越谷市1人。

 これまでに確認された感染者は4448人(チャーター便帰国者含む)、死者は100人(21日午後7時現在)。

 同日午後9時時点での重症者は6人、感染者の入院は206人、ホテル療養49人、自宅療養17人。退院・療養終了は4061人となった。

 県管轄で詳細が判明したのは40代の女性4人。所沢市の40代外国籍女性はこれまでに店員1人の感染が判明している県西部の接待を伴う飲食店の店員だった。飯能市の40代女性2人は同じ都内の病院に勤める医療従事者で、同病院では既に少なくとも1人の感染が確認されているという。

 20日午後判明分は20~70代の男女4人で、入間市の20代女性は県内の幼児施設の職員。同施設では幼児と職員合わせて120人以上が検査対象となっており、これまでに職員3人の感染が判明していた。

 川越市によると、市内の30代会社員男性1人の感染が判明。男性は同居家族3人の陽性が既に判明していた。

 越谷市によると、市内に住む30代会社員女性の感染が分かった。

 さいたま市によると、18日に男子生徒の感染が判明した中学校で、濃厚接触者の生徒38人全員の陰性が確認された。中学校は23日に再開し、感染者と濃厚接触者が出た学級は30日まで学級閉鎖にするという。

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