埼玉新聞

 

<新型コロナ>14人感染、男児も…母親が発熱 陽性の専門学校生とカラオケをした大学生ら3人感染

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは22日、新型コロナウイルスに新たに14人が感染したと発表した。感染者の内訳は県発表が8人、さいたま市6人。

 これまでに確認された感染者は4462人(チャーター便帰国者含む)、死者は100人(22日午後6時現在)。

 22日午後9時時点の重症者は6人、感染者の入院は211人、ホテル療養46人、自宅療養13人。退院・療養終了は4078人。

 県によると、県管轄で詳細が判明したのは40代と90代の女性2人で、6人が詳細調査中。うち新座市の90代女性は県内の高齢者福祉施設の利用者。同施設ではこれまでに職員1人と利用者1人の陽性が判明しており、ほかの職員や利用者約60人は検査の結果、陰性だった。

 21日判明分で詳細調査中だったのは、10~70代の男女9人。うち入間市の30代医療従事者女性は、勤務先の都内の医療機関の同僚に陽性者がいたという。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~30代の男女6人。大学生男性2人と10代の無職女性は、すでに陽性が判明した専門学校生とカラオケをしていた。今月中旬に海外から帰国した30代男性と10歳未満の男児は帰国後の検査では陰性だったが、発熱した男性の妻とともに陽性が確認された。いずれも軽症か無症状という。

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