暴走…速度70キロ以上オーバーで競争、バイクの男性2人逮捕 40キロ規制の道、113キロで走り抜けた深夜「一緒に走るのが楽しい」 すでに男女4人を逮捕、ほかにも複数人が競争か…その後なぜか不起訴に
2023/12/24/07:29
さいたま地検川越支部は21日、飯能市の国道をバイクで暴走運転したとして逮捕された同市の会社員男性(22)と坂戸市の自動車修理業男性(37)について、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。
2人は5月19日午前0時過ぎ、バイクを運転して高速度で区間走行の時間の短さを競う暴走行為をしたとして、11月28日、道交法違反(共同危険行為)の疑いで県警に逮捕されていた。
■すでに男女4人を逮捕、暴走が続く国道299号(以下、初報記事)
飯能市の国道299号でバイク2台で暴走運転をしたとして、県警交通捜査課と交通機動隊、飯能署の合同捜査班は11月28日、道交法違反(共同危険行為)の疑いで、飯能市、会社員の男(22)と坂戸市、自動車修理業の男(37)を逮捕した。
逮捕容疑は5月19日午前0時12分ごろから14分ごろまでの間、バイクを運転し高速度で区間走行の時間の短さを競う暴走行為をした疑い。
共に容疑を認めており、会社員の男は「走るのが好きだった」、自動車修理業の男は「スピードを出して一緒に走るのが楽しかった」などと供述しているという。
交通捜査課によると、2人は40キロの最高速度を大きく超える112~113キロで約12キロの周回路を走行しており、防犯カメラなどから犯行を特定した。
飯能市から秩父市に延びる国道299号では、同様にバイクなどで高速度で走る「ローリング族」による暴走が問題となっており、同課などはこれまでにも男女4人を逮捕していた。
県警はほかにも複数人が同様の行為をしている可能性があるとみて、捜査を継続している。