埼玉新聞

 

<熊谷小4ひき逃げ>事件から11年、コロナでも止まらぬ時効 犯人捜す母戦う ラジオ出演やSNS活用も

  • 「情報提供は息子の事故だけでなく、全国の未解決の事故の証拠にもつながるかもしれない」とブログで情報提供を呼び掛ける母親=14日、熊谷市

 熊谷市で2009年、小学4年の小関孝徳君=当時(10)=が死亡した未解決のひき逃げ事件が30日、発生から11年となった。捜査継続が決まってから1年。今年は新型コロナウイルスの影響を受け、街頭活動は自粛に追い込まれ、情報提供も激減した。「コロナでも時効は止まってくれない」。母親は関係省庁への嘆願書の提出や会員制交流サイト(SNS)での情報発信などできる活動を続け、事件の解決と時効撤廃のために声を上げ続けている。

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