埼玉新聞

 

<新型コロナ>30人感染 熊谷高校で生徒2人、当面は学校閉鎖 さいたまの児童、同居家族に感染者

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは2日、新型コロナウイルス感染者を新たに30人確認したと発表した。内訳は県発表が19人、さいたま市7人、川口市3人、川越市1人。これまでに確認された感染者は4715人(チャーター便帰国者含む)、死者は102人(2日午後6時現在)。

 1日午後9時時点の重症者は6人、感染者の入院は164人、ホテル療養64人、自宅療養24人。退院・療養終了は4298人。

 県管轄で詳細が判明したのは10~60代の男女15人。上尾市の50代男性は県外の公務員で、同居家族の20代アルバイト女性も感染した。また、所沢市の20代大学生は都内のアルバイト先で陽性者と接触、熊谷市の20代会社員女性も勤務する県内人材派遣会社で陽性者と接触があったという。

 県教育局は同日、県立熊谷高校で生徒2人の感染が1日に確認され当面の間、学校閉鎖とすると発表した。2人は同じ部活動で、濃厚接触者は保健所が調査を行っている。

 さいたま市によると、新たに感染が判明したのは10歳未満~50代の男女7人。飲食業の40代男性は同居の60代男性が陽性だった。市立小学校に通う10代の男子児童は、同居家族で感染者が確認されていた。

 川口市によると、新たに30代無職女性、30代中国人男性、50代フィリピン人女性ら男女3人の感染を確認。フィリピン人女性は入院し、他はホテルに入った。

 川越市によると、同市に住む20代専門学校生男性1人の感染を確認した。

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