埼玉新聞

 

<新型コロナ>35人感染、小学生男児も…教諭など45人全員の陰性確認 川越の小学校女児も…学級閉鎖

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは4日、新型コロナウイルス感染者を新たに35人確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が11人、さいたま市14人、川口市8人、川越市2人。これまでに確認された感染者は4800人(チャーター便帰国者含む)、死者は102人(4日午後6時現在)。

 4日午後9時時点の重症者は5人、感染者の入院は186人、ホテル療養82人、自宅療養31人。退院・療養終了は4364人。

 県によると、県管轄で詳細が判明したのは同居家族に陽性者がいる40代の女性ら20~70代の男女8人で、3人は詳細を調査中。3日に判明し、調査中だったのは10~40代の男女9人と未就学の男児1人の計10人だった。

 さいたま市によると、新たに感染が判明したのは10~60代の男女14人。うち30代女性と小学生男児、60代男性は、6人家族で4人の感染が確認された。2日に児童の感染が発表された小学校では、濃厚接触者と判定された児童、教職員計45人が全員陰性だった。

 川口市によると、新たに感染が判明したのは、20~60代の男女8人。30代アルバイト女性はすでに会社員の30代夫が感染していた。

 川越市は4日、新たに2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表。市によると、感染が判明したのは20代の女子学生と10歳未満の女子児童。市教委は4日、女児が通う小学校を5日は休校にして学校内を消毒、6日にクラスの児童約30人と担任1人にPCR検査を行い、陽性者がいないことが確認されるまで学級閉鎖にすると発表した。

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