埼玉新聞

 

桜ゴールドの聖火リレートーチを巡回展示、県内58市町と県庁で 上里から巡回スタートする理由は

  • 県内58市町と県庁で巡回展示される東京五輪の聖火リレートーチ(県提供)

 県などは、東京五輪の開催に向けて県内の機運の醸成を図ろうと、6日から2021年2月5日まで、東京五輪の聖火リレートーチの巡回展示を県内58市町と県庁で実施する。

 県オリンピック・パラリンピック課によると、聖火リレートーチの巡回展示は、上里町から始まる。1964年の東京五輪の聖火リレーで、群馬県から運ばれてきた聖火が同年10月6日に上里村(現上里町)で引き継がれ、ランナーが県内を走ったことにちなんだ。

 トーチは原則、1日ごとに市町を巡り、主に各市役所や町役場で展示される。トーチはアルミ製で、全長71センチ、重さは1・2キロ。色はピンクがかった金色の「桜ゴールド」。トーチはショーケースに入った状態で紹介される。

 県内では21年7月6日から8日まで東京五輪の聖火リレーが実施され、3日間で40市町(23区間)を聖火ランナーが走行する。

 同課は「県内ほぼ全ての市町村が関わる聖火リレーを絡めたイベントを実施することで、県内で聖火リレーや競技が開催されることを県民に再度アピールしていきたい」としている。巡回展示の日程などは、県ホームページを参照。

 問い合わせは、同課(電話048・830・2881)へ。

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