桜ゴールドの聖火リレートーチを巡回展示、県内58市町と県庁で 上里から巡回スタートする理由は
2020/10/05/00:00
県などは、東京五輪の開催に向けて県内の機運の醸成を図ろうと、6日から2021年2月5日まで、東京五輪の聖火リレートーチの巡回展示を県内58市町と県庁で実施する。
県オリンピック・パラリンピック課によると、聖火リレートーチの巡回展示は、上里町から始まる。1964年の東京五輪の聖火リレーで、群馬県から運ばれてきた聖火が同年10月6日に上里村(現上里町)で引き継がれ、ランナーが県内を走ったことにちなんだ。
トーチは原則、1日ごとに市町を巡り、主に各市役所や町役場で展示される。トーチはアルミ製で、全長71センチ、重さは1・2キロ。色はピンクがかった金色の「桜ゴールド」。トーチはショーケースに入った状態で紹介される。
県内では21年7月6日から8日まで東京五輪の聖火リレーが実施され、3日間で40市町(23区間)を聖火ランナーが走行する。
同課は「県内ほぼ全ての市町村が関わる聖火リレーを絡めたイベントを実施することで、県内で聖火リレーや競技が開催されることを県民に再度アピールしていきたい」としている。巡回展示の日程などは、県ホームページを参照。
問い合わせは、同課(電話048・830・2881)へ。