埼玉新聞

 

<新型コロナ>20人感染 陽性の同僚と会食の女性 埼玉大で3日に判明の学生、学内に濃厚接触者なし

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは6日、新型コロナウイルス感染者を新たに20人確認したと発表した。内訳は県発表が15人、さいたま市2人、川口市3人。

 これまでに確認された感染者は4840人(チャーター便帰国者含む)、死者は102人(6日午後7時現在)。

 同日午後9時時点の重症者は6人、感染者の入院は191人、ホテル療養80人、自宅療養23人。退院・療養終了は4424人。

 県管轄で詳細が判明したのは10~40代の男女12人。三郷市の感染者は陽性者と接触があったが、性別や年代などを含む詳細は非公開を希望しているという。坂戸市の外国籍の20代専門学校生の男性はアルバイト先の同僚が陽性者だった。

 5日午後判明分では、県内企業に勤める上尾市の20代女性が陽性の同僚と会食していた。

 また、埼玉大学は3日に10代の学生1人の感染が判明したと発表した。9月9日以降登校していないため、学内に濃厚接触者はいないという。同大学関係者の感染は4人目。

 さいたま市によると、感染が判明したのは40代女性と50代男性の2人。男性は息子の感染が既に判明していた。

 川口市によると、新たに100歳以上の無職女性(戸田市在住)を含む男女3人の感染を確認した。うち自営業の50代男性は3日に感染が確認された50代の中国人女性の同居人。3人とも容体は安定しているが、100歳以上の女性は入院し、ほかは入院調整中。

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