埼玉新聞

 

<新型コロナ>39人感染 狭山と加須の女子大生、陽性の新座女性と食事 さいたまで児童感染、学級閉鎖に

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは7日、新型コロナウイルスの感染者を新たに39人確認したと発表した。内訳は県発表が31人、さいたま市2人、川口市4人、川越市2人。

 これまでに確認された感染者は4879人(チャーター便帰国者含む)、死者は102人(7日午後7時現在)。

 同日午後9時時点の重症者は6人、感染者の入院は191人、ホテル療養83人、自宅療養20人。退院・療養終了は4444人。

 県管轄で詳細が判明したのは10歳未満~70代の男女22人。狭山市と加須市の20代大学生女性2人はそれぞれ、3日に陽性と判明した新座市の20代アルバイト女性と食事していた。上尾市の50代会社員男性、同市の20代大学生男性、狭山市の30代アルバイト女性もそれぞれ陽性者と飲食していた。

 6日午後判明分では、川越市の20代外国籍男性が、県内運送業アルバイト先で陽性の同僚と接触していた。この勤務先では複数の感染者が出ているという。また、県内清掃業アルバイトの50代外国籍女性は同居家族の60代男性が5日に陽性と判明していた。この男性は7日に陽性と発表された30代男性の同僚。

 さいたま市によると、感染が判明したのはいずれも50代男性の2人。会社役員の男性は都内に勤務する会社の同僚が陽性となり、濃厚接触者として検査を受けた。

 また、さいたま市教委によると、市立小学校で感染が判明した10代男子児童の濃厚接触者とされた同級生37人と担任教諭1人はいずれも陰性だった。同校は8日から再開し、同学級は8~16日まで学級閉鎖にする。

 川口市によると、新たに都内の公務員の60代女性など男女4人の感染が確認された。ともに容体は安定しており入院は調整中。

 川越市によると、60代のアルバイト男性と20代の男子学生の感染が判明した。

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