埼玉新聞

 

交際女性に暴行、消防士を処分…さいたま市消防局 法定速度30キロの道を71キロで走行した消防士も

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 交際していた女性に蹴るなどの暴行を加えて逮捕されたとして、さいたま市は8日、地方公務員法に基づき、市消防局緑消防署の男性主事(27)を減給10分の1、1カ月の懲戒処分にした。

 市消防職員課によると、男性主事は6月28日午後4時半ごろ、市内の自宅で、当時交際していた女性と口論の末、足で女性の右太ももを2回蹴った後、腕をつかんで突き飛ばし、太ももにあざを負わせた。朝霞署が7月12日、暴行容疑で逮捕。示談が成立して不起訴処分となっている。これまでに警察への相談などはなく、反省しているという。

 また、市は8日、速度違反をしたとして、浦和消防署日の出出張所の男性係長(49)を戒告の懲戒処分にした。

 男性係長は4月22日午前10時25分ごろ、蓮田市笹山の市道で、バイクを運転し、法定速度時速30キロのところ、時速71キロで走行して、取り締まり中の警察官に摘発され、罰金7万円の略式命令を受けていた。

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