まずない!埼玉のことだけ語りつくす新春特番、パーソナリティの女優・渡邉美穂さん歓喜 出身の埼玉、等身大の自分になれる場所 県北に興味 夢にも思わなかったスタジオ乱入!サプライズ登場したのは
埼玉県出身の女優・渡邉美穂さん(23)が3日、文化放送の新春特番『渡邉美穂の私、埼玉が好き~~!』でパーソナリティを務めた。番組内では、今年7月3日に発行される新一万円札の“顔”として注目を集める渋沢栄一の故郷・深谷市をはじめ、様々な県内情報を紹介。埼玉をとことん語りつくす内容で、番組を大いに盛り上げた。収録を終えた渡邉さんに、地元埼玉への思いや2024年の抱負などをうかがった。(森本勝利)
―まずは地元埼玉を話題にした番組で、パーソナリティを務めた率直な感想を教えてください。
新年早々、埼玉のことだけを話す番組が放送されることはまずないと思います。このような素敵な機会をいただけて、うれしい気持ちでいっぱいです。個人的な感想にはなりますが、ラジオブースに見たことのない人数の大人がいて、すこし緊張しました(笑)。埼玉愛にあふれる方々に番組を通じてお会いすることができて、すごくありがたかったです。
―改めて渡邉さんにとって、「埼玉」はどのような存在ですか。
埼玉は私にとって特別で、いつでも帰れる場所です。いまは都内でお仕事をしていますが、家族はもちろん、幼い頃からの友人もたくさんいて、地元埼玉だと等身大の自分でいることができます。
今回の放送は、ぜひ多くの埼玉県民の皆様に聞いていただきたいです。きっと共感できる部分や初めて知る話題が多くあるはずです。そして、まだ埼玉に来たことがない方もいると思うので、番組で紹介したスポットやグルメなどを参考にしてもらって、埼玉へ遊びに行くきっかけになったらうれしいです。
―番組コーナー「深いい~ふかや!」では、埼玉県深谷市の魅力を伝えていました。
まさか「ふっかちゃん」が乱入してくるとは夢にも思いませんでした!以前にイベントでお会いしたことはありましたが、文化放送のスタジオにサプライズで登場してくれて、とても驚きました。
深谷市は、(今年7月3日に発行する)新一万円札の“顔”として注目を集める渋沢栄一の故郷だということは知っていました。大河ドラマ「青天を衝け」の主人公にもなっていて、名前はもちろん存じ上げていましたが、多くの会社設立に携わった偉人という知識だけで、まだまだ知らないことが多くありました。
ふっかちゃんからのお手紙にも「渋沢栄一に関する建物が多くある」と書いてあったので、ぜひ訪れてみたいですし、もっと深掘っていきたいです。
あと深谷市の郷土料理「煮ぼうとう」が本当に美味しかったです!深谷市に行った際は、煮ぼうとう巡りもできたらいいなと思います。
―もし次回、埼玉に関する番組があった時、今度はどのような魅力を伝えたいですか。
実は埼玉と言っても、生まれ育った地域や関わりのあった場所のことしか知らないなと最近思っているので、まだ行ったことのない土地の魅力を伝えたいです。深谷市をはじめ県北エリアはなかなか馴染みがないので、ぜひ行ってみたいです。それと地元の美味しいグルメも満喫したいです。
―最後に2024年の抱負も含めて、メッセージをお願いします。
2023年も埼玉に関するお仕事を多くいただきましたので、この勢いで埼玉の魅力をさらに発信していく存在になりたいです。そして、一人でも多くの方が埼玉を訪れてくれるような活動ができたらうれしいです。今年も応援よろしくお願いいたします。
■渡邉美穂(わたなべ・みほ)さん
2000年2月24日生まれ。埼玉県出身。埼玉応援団、埼玉バスケットボールアンバサダー、Wリーグアンバサダーを務める。2017年~2022年まで日向坂46で活躍。卒業後は俳優・タレントとしてマルチに活躍中。
主な出演作にテレビドラマ『イチケイのカラス スペシャル』(CX)、『ブラザー・トラップ』、ミュージカル『SUNNY』、ヒロインを演じた『星になりたかった君と(NTV)、『グッドモーニング、眠れる獅子』(ひかりTV)など。
現在、テレビドラマ『SHUT UP』(テレ東23時06分~)で浅井紗奈役を演じるほか、映画紹介番組『シネマ・アディクト』(BSテレ東)ナビゲーターとしてレギュラー出演中。
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