埼玉新聞

 

コハクチョウ幻想的、一斉に羽ばたく 飛来している川、昨年は3月まで羽を休めていた 輝く霧の中、感動の瞬間

  • 採餌のため、周辺の田んぼへと飛翔するコハクチョウ=昨年12月25日午前8時半ごろ、川島町

    採餌のため、周辺の田んぼへと飛翔するコハクチョウ=昨年12月25日午前8時半ごろ、川島町

  • 採餌のため、周辺の田んぼへと飛翔するコハクチョウ=昨年12月25日午前8時半ごろ、川島町

 冬の使者、コハクチョウが川島町と坂戸市内を流れる越辺(おっぺ)川に飛来している。

 氷点下近くまで気温が下がる風のない朝には、川霧が発生。日の出とともに刻々と川面がきらめき、幻想的な風景が現れる。眠りから覚めたハクチョウたちが鳴き交わし、採餌(さいじ)のために一斉に飛翔する姿は、神々しい。

 愛好家有志たちの「おっぺの白鳥を守る会」によると、12月31日現在の飛来数は33羽。昨シーズンの最多数は約77羽で、コハクチョウたちは3月3日まで同地で羽を休めたという。

 飛来地の八幡団地越辺川駐車場は、川島町八幡5の10の39(30台分無料)。路線バスは、川越方面から川越駅発と坂戸方面から若葉駅発、いずれも「八幡団地行き」(東武バス)八幡団地バス停下車徒歩10分。
 

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