埼玉新聞

 

入間市長に杉島理一郎氏 無投票で初当選 自民、公明が推薦 37歳、県内の現職首長の中では最年少

  • 杉島理一郎氏

 任期満了に伴う入間市長選は11日告示され、無所属新人で前県議の杉島理一郎氏(37)=自民、公明推薦=のほかに立候補の届け出がなく、無投票での初当選が決まった。同市長選の無投票は2000年10月以来4度目。37歳の杉島氏が市長に就任すると、県内の現職首長の中では最年少となる。

 午後5時に無投票が決まると、杉島氏は「まずは新型コロナウイルス対策として危機管理体制を構築していく。同時並行で次の時代に向けた市役所をはじめとするデジタル化も進めていく」と意欲を語った。

 無投票での初当選について杉島氏は「市民はしっかりとした安定の時代を求めているのだと思う。重く受け止めたい。(選挙にならず)政策を十分に訴えることはできなかったが、これからの命題としてずっと訴え続けていく。それができるかどうかが市民に理解される市長になれるかだと思う。誠実に真摯(しんし)に向き合っていく」と述べた。

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