埼玉新聞

 

大災害時「どうにもならない」 停電、移動、避難生活…医療的ケア児の保護者から不安、行政の支援求める声

  • 医療的ケアを受けながら日常生活を送る子ども

    医療的ケアを受けながら日常生活を送る子ども

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 1日に発生した能登半島地震は8日で1週間となったが、被災地ではいまだに停電が続いている地域もある。人工呼吸器や在宅酸素療法など命に直結する機器の稼働を電力に頼る埼玉県内の医療的ケア児にとって、停電は危機的な状況だ。避難所への移動にも時間がかかり、大勢の避難者が身を寄せる状況下で優先的に電源を使用できるとも限らない。埼玉県内の医療的ケア児の保護者らは「大災害が起きたら、どうにもならない」と不安がり、物品の保管場所の提供など行政に支援を求める。

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