渋滞緩和に期待、加須でバイパス道1キロが開通 北中曽根北大桑線や県道久喜騎西線の交通量が分散へ
2019/03/07/00:00
加須市水深の加須はなさき公園を通る県道北中曽根北大桑線バイパス(BP)の約1キロが完成し、同公園でテープカットが行われた。県行田県土整備事務所が延長約1・3キロのバイパス整備を進めていて、このうちの約1キロが供用開始となった。
同バイパスは2車線で幅員12メートル。約1キロ間の事業費は約7億2千万円。久喜市北中曽根地内の主要地方道川越栗橋線を起点として加須市北大桑地内の国道125号に至る延長約6・5キロの北中曽根北大桑線と並行している。
バイパスは加須市大室地内の県道久喜騎西線大室(東)交差点から加須市水深地内の北中曽根北大桑線二枚橋付近までが事業区間として整備される。
バイパスの供用開始で、並行する北中曽根北大桑線や県道久喜騎西線の交通量が分散し、大室交差点の交通渋滞の緩和が期待される。また、北中曽根北大桑線沿いには水深小学校や加須東中学校などがあり、通学路の安全にもつながるとしている。