マーボー豆腐やギョーザで食中毒か…年末の利用客ら9人からノロウイルス検出 さいたまの飲食店、営業停止に
2024/01/10/10:01
埼玉県さいたま市は9日、大宮区仲町の飲食店「餃子人家」で、ノロウイルスによる食中毒が発生したとして、食品衛生法に基づき、同日から3日間の営業停止処分にしたと発表した。
市生活衛生課によると、今月3日、同店利用者から「12月31日に8人で利用し、全員が今月2日から、嘔吐(おうと)、下痢の症状が出た」と市保健所に通報があった。調査の結果、8人のほか、12月29日に食事した3人のグループのうち2人が発症していた。重症者はいないという。
発症者10人のうち7人と従業員2人の便からノロウイルスが検出され、マーボー豆腐やギョーザなどの食事が共通していることなどから、食中毒と断定した。