埼玉新聞

 

地元の美味しさ詰め込みました! 「ねぎドレッシング」が頂点 埼玉の加工食品大賞、知事も太鼓判

  • 受賞したねぎドレッシング(中央)、東松山ふぉれピクルス(左)、秩父黄金カボスコ=11日、埼玉県庁

    受賞したねぎドレッシング(中央)、東松山ふぉれピクルス(左)、秩父黄金カボスコ=11日、埼玉県庁

  • 受賞したねぎドレッシング(中央)、東松山ふぉれピクルス(左)、秩父黄金カボスコ=11日、埼玉県庁

 埼玉県産農産物を使った優秀な加工食品を選ぶ「Made in SAITAMA優良加工食品大賞2024」で、大賞に「和ナチュラルテイスト」(深谷市)のねぎドレッシング、優秀賞に「島野造園緑育けんこうステーション東松山ふぉれ」(東松山市)の東松山ふぉれピクルス、特別賞に「ノースコーポレーション」(さいたま市浦和区)などの秩父黄金カボスコが選ばれた。

 優良加工食品大賞は県産農産物の需要拡大と県内食品産業の発展のため、2020年から開催されている。今回の応募商品は38点で、審査委員会による書類や試食での審査を経て受賞商品が決定。11日には同区の知事公館で表彰式が開催された。

 生の深谷ねぎの甘さや風味を生かしたドレッシングは元板前の松下和彦社長が開発。サラダや肉料理にも合うという。

 管理栄養士が開発の東松山ふぉれピクルスは3種類の液で地場野菜の味を引き立てる。島野僚子部長は「食で元気を広めようとチームワークで作り上げた」と話した。

 秩父黄金カボスコは県内でレストランを展開するノースコーポレーションの門平光平シェフが秩父市のカボス農家の上井克彦さん、さいたま市でトウガラシを生産する合同会社「十色」と協力して開発した。

 大野元裕知事は表彰式で「持続可能な開発目標(SDGs)に貢献し、おいしい商品ばかり。県内の食品産業に刺激となるようPRする」と受賞者を祝福した。

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