引っ張りだこの「行田・忍城おもてなし甲冑隊」結成10年 記念に作った地下足袋も人気、まちも元気に
2020/10/29/00:00
県内外のイベントに引っ張りだこ。メンバーそれぞれにファンを持つまでになった行田市の忍城おもてなし甲冑(かっちゅう)隊の結成10周年を記念するオリジナルの地下足袋が作られ、人気を集めている。
忍城城代・成田軍総大将「成田長親」さんがデザインした。濃紺地にブルーの御三階櫓(やぐら)がワンポイントであしらわれている。「成田長親」さんは脚半に隠れないよう足袋底に近い位置に配したという。
行田市観光PR隊として西へ東へ飛び回る甲冑隊。歩行距離が長い甲冑隊の悩みは、足袋のつま先が破けること。地下足袋のオーダーを受けた武蔵野ユニホーム(行田市藤原)の小松和弘社長はつま先の布を三重に補強した。ワンポイントのお城や家紋は立体感のある刺しゅうで高級感を醸し出す。
「成田城代」は「今回の地下足袋は地元企業とのコラボ企画の第1弾です。まちを元気にするコラボをどんどん進めていきたい」と話した。オリジナル地下足袋の問い合わせは武蔵野ユニホーム(電話048・554・7325)へ。