埼玉新聞

 

レクリエーションや紙芝居を笑顔で…乳幼児や高齢者らと交流 紀子さま、ときがわの母子愛育会を視察

  • 母子愛育会の子育てサロンを視察された紀子さま=18日午前、埼玉県ときがわ町のアスピアたまがわ(代表撮影)

    母子愛育会の子育てサロンを視察された紀子さま=18日午前、埼玉県ときがわ町のアスピアたまがわ(代表撮影)

  • 母子愛育会の子育てサロンを視察された紀子さま=18日午前、埼玉県ときがわ町のアスピアたまがわ(代表撮影)

 秋篠宮妃紀子さまが18日、埼玉県ときがわ町玉川のアスピアたまがわを訪れ、総裁を務める恩賜(おんし)財団母子愛育会の活動を視察された。

 同会が行っている子育てサロンには、0~2歳児と保護者の計24人が参加。紀子さまは「お会いするのを楽しみにしていました。きょうはどんな遊びをするのでしょう」とあいさつした。

 水溶性の固形マーカーを使って紙に手形や足形をつけて「にじいろの木」を描く子どもたちと笑顔で交流し、ナイロン生地を縫い合わせた円形遊具でのレクリエーションを楽しんだ。

 午後の地域ふれあい事業では地元の70~80代の高齢者12人と、座ったままできる健康体操や、地域の民話をちぎり絵の紙芝居にした「十王堂の奪衣婆(だつえば)」を鑑賞。「ふるさと」と「たきび」を合唱した。

 同会県支部の村田朝子支部長は「積極的に子どもたちの輪へお入りになられ、『こっちね』『いい子ね』と声をかけられていらっしゃった」と振り返った。

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