埼玉新聞

 

<新型コロナ>33人感染、20代医療従事者も 戸田の老人ホーム計13人、朝霞の老人ホームは計61人に

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは1日、新型コロナウイルス感染者を新たに33人確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が29人、さいたま市2人、越谷市2人。

 これまでに確認された感染者は5889人(チャーター便帰国者含む)、死者は107人(1日午後6時現在)。

 1日午後9時時点の重症者は10人、感染者の入院は252人、ホテル療養87人、自宅療養24人。退院・療養終了は5386人。

 県管轄で感染が判明したのは10~90代の男女29人。朝霞市の介護付老人ホーム「SOMPO(そんぽ)ケアラヴィーレ朝霞」では、同日までに入居者45人、職員16人の計61人の感染が確認された。戸田市の特別養護老人ホーム「レーベンホーム戸田」では、新たに入居者の90代女性1人の陽性が確認され、同施設関連の感染者は入居者9人、職員4人の計13人となった。

 朝霞市在住の20代医療従事者は、勤務先の医療機関で陽性者が女性2人、男性1人の感染が確認されている。女性2人は会食などで感染したが、女性とそれぞれの男性の接触は1日時点で確認されていないという。

 また埼玉労働局は同日、さいたま市中央区の新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金集中処理センターに勤務する職員が感染したと発表した。職場以外の感染者の濃厚接触者として10月29日にPCR検査を受け、同31日に陽性が確認された。

 さいたま市によると、新たに感染が判明したのは40代の男性2人。共に軽症で感染経路は現在調査中。

 越谷市は30代と70代の男性2人の感染が新たに確認されたと発表した。

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