埼玉新聞

 

コロナ禍の新スポーツ誕生 アプリ使ったマラソン・自転車大会、さいたまで開催 期間中の距離・タイム競う

  • 「さいたまシティオンラインマラソン」のポスター(さいたま市提供)

  • 「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムtоward2021」のポスター(さいたま市提供)

 さいたま市では、スマートフォンの専用アプリを使って参加できるマラソンと自転車大会「さいたまオンラインスポーツチャレンジ」を来年1月に開催する。スマートフォンを携帯し、期間中に走った距離やタイムを計測して競う。今月6日から参加者を募集する。

 コロナ禍で体を動かす機会が減少する中での健康づくりと、参加者同士が密集することなくスポーツを楽しむことを目的に企画された。

 「さいたまシティオンラインマラソン」はフルマラソンを1日で走り切り、時間を競うタイムアタック部門(19歳以上対象で定員500人)と、1月16~29日までの14日間で走った距離を競う累積走行距離チャレンジ部門(小学生以上対象で定員3000人)の2部門で実施。成績上位者には表彰と賞品を提供する。また完走特典として動画完走証と記録証を贈呈する。エントリー料は2千円で、500円分はチャリティー基金として、新型コロナウイルス対策に従事する医療関係者などへ寄付される。

 「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムtоward2021」と題した自転車競技では、1月9~17日までの9日間、好きな時間に好きな場所を100キロ走破する。15歳以上が対象で定員千人。参加費1500円で大会記念オリジナルマスクを贈呈する。

 申し込みは公式サイトからで、どちらも12月18日まで。

 清水勇人市長は「オンラインを活用した新しいスポーツ大会として、1月の1カ月間は自転車とランニングを楽しんでもらいたい」と参加を呼び掛けている。

 問い合わせは、スポーツイベント課(電話048・829・1730)、さいたまスポーツコミッション(電話048・762・8349)へ。

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