埼玉新聞

 

<新型コロナ>大宮・南銀座で2人が陽性 接待伴う飲食店を対象、さいたま市の無料PCR検査で判明

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市の清水勇人市長は6日の定例会見で、大宮南銀座地域の接待を伴う飲食店(201店舗対象)を対象にした新型コロナウイルスの2度目のPCR検査実施状況について、626人(72店舗)の申し込みから203人の結果が判明し、2人の陽性者が確認されたと発表した。検体回収数は442人(いずれも5日午後9時現在)となっている。

 市は9月下旬以降に同地域のキャバクラ店など計3店舗でクラスター(感染者集団)が発生したことから、10月21日から11月中旬まで、唾液による無料のPCR検査を実施している。検査人数は最大で1300人を想定している。

 また高齢者施設のクラスター対策として、市内約400施設の新規入所者を対象に、無料のPCR検査も実施する予定。12月定例会で議案を提出し、年明けの実施を見込んでいる。

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